アメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利を確実にしたことについて、イラン政府の広報官は「誰が大統領になっても政策は変わらない」と述べました。

 イラン国営通信は5日、政府の広報官が「アメリカの大統領選はイランとは無関係で、心配することはない」とコメントしたと報じました。

 さらに「アメリカとイランの一般的な外交政策は誰が大統領になるかでは変わらない」とも述べたということです。

 ハマスやヒズボラなどのイスラム武装組織を支援しているイランとイスラエルの後ろ盾になっているアメリカとの関係は悪化の一途をたどっています。

 2018年には当時のトランプ大統領がイランの核開発を制限する「イラン合意」からの離脱を宣言し、経済制裁を再開したため、反発したイランも核開発を再開したとみられています。

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