パレスチナ自治区ガザの停戦に向けた交渉が難航する中、イスラエル軍が21日、2日連続でガザにある学校を空爆し、少なくとも22人が死傷しました。
ガザ当局によりますと、多くの人が避難していたガザ地区北部にある学校に21日、イスラエル軍による空爆があり、少なくとも4人が死亡、18人が負傷しました。
学校は国連の機関が運営していますが、イスラエル軍は学校の敷地内にイスラム組織ハマスの拠点があったとしていて、攻撃の正当性を主張しています。
ガザ地区北部では前日にも別の学校が攻撃されていて、12人が死亡しています。
一方、イスラエルとハマスの停戦交渉は、エジプトの首都カイロで22日にも再開するとの情報がありますが、アメリカメディアは政府当局者の話として「停戦に向けた合意は崩壊の危機にひんしている」としていて、合意への見通しは立っていません。
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