パリ・オリンピックで深刻な汚染が問題視されたセーヌ川を泳いだアメリカ代表選手のおよそ1割が胃腸炎を発症していたことが分かりました。

 アメリカの医療専門サイトによりますと、オリンピック・パラリンピック委員会の医療責任者はセーヌ川を泳いだトライアスロンとオープンウォータースイミングの選手のうち、およそ10%が胃腸炎を発症したと明らかにしました。

 前回の東京、前々回のリオデジャネイロで同じ競技の選手のうち、胃腸炎を発症したのはおよそ1%から3%で、パリは5倍ほどです。

 過去の2回は海水で、今回は淡水だったので単純比較はできないものの、アメリカ代表の医療責任者は「発症確率がかなり高い」と話しています。

 まもなく始まるパラリンピックでも、トライアスロンの選手はセーヌ川を泳ぐ予定です。

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