7月にカナダ・モントリオールで開催された国際花火競技大会で、秋田県大仙市の「大曲の花火」実行委員会が銅賞に輝いた。

カナダのモントリオールで開かれた国際花火競技大会は、花火の出来や打ち上げの技術などを競う大会で、6カ国が参加した。

日本からは大仙市の「大曲の花火」実行委員会が初めて出場し、約4600発の花火でカナダの夜を彩った。

審査の結果、「大曲の花火」は3位にあたる銅賞を獲得した。

実行委員会は「機材の不具合によって花火玉が打ち上がらないなど精彩を欠いた一方で、『割物』と呼ばれる日本の伝統的な花火の美しさが評価された」と分析している。

「大曲の花火」実行委員会の小松忠信副委員長は「SNSやライブ配信で世界各国の花火ファンが目にする機会を得たので、『大曲』の名を伝えることができたと思う」と話す。

なお、実行委員会は今回の大会で、環境に配慮した演技などが評価される「特別賞」にも選ばれた。

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