イギリスの総選挙で14年ぶりの政権交代を許したスナク首相が保守党の党首を辞任する意向を明らかにしました。

 イギリス総選挙は投開票がほぼ終了し、BBCによりますと、日本時間午後7時現在、(残り2議席)全650議席のうち保守党の獲得議席は121議席にとどまり、最大野党・労働党は412議席を獲得しました。

 保守党は1906年の156議席を下回り、1834年の結党以来、最低の議席数となり、14年ぶりの政権交代を許しました。

 これを受けてスナク首相はチャールズ国王に首相を辞任する意向を伝えると表明しました。

 また、「敗北の責任は自分にある」などとし、保守党の党首も辞任するとしています。

 一方、労働党のスターマー党首はこの後、チャールズ国王から首相に任命される見通しです。

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