紀元前3世紀に中国から日本を訪れたとされる「徐福」の伝説にちなみ、中国から2人の冒険家が宮崎県延岡市を訪れました。

徐福は、秦の始皇帝の命令で不老不死の薬を探すため、日本を訪れたとされていて、宮崎県延岡市は伝説が残る場所の一つです。

中国から宮崎県延岡市を訪れたのは、デンマーク人のクリスチャン・ハブレヘッドさん54歳と、中国人のスン・ハイビンさん50歳の2人の冒険家です。

2人は徐福の航路をたどろうと、先月、空路で九州に入り、手漕ぎのボートで鹿児島県阿久根市を出発。ゆかりの地を経由して宮崎県延岡市を目指していました。そして5日、五ヶ瀬川をさかのぼり、宮崎県延岡市中心部に到着しました。

徐福像がある今山八幡宮では、歓迎セレモニーが行われ、2人は市民の歓迎に感謝を述べていました。

(デンマークの冒険家 クリスチャン・ハブレヘッドさん)
「私たちはここに来ることができてとても嬉しく思います。」
「徐福の重要なメッセージはお互いに助け合い、国際理解することだったと思います。そしてこれらのメッセージは今日も非常に重要だと思います。」

(中国の冒険家 スン・ハイビンさん)
「日中の交流、コミュニケーションは絶対、将来もやったほうがいいと思います。」

2人は6日、宮崎県延岡市で徐福にちなんだシンポジウムに参加するということです。

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