中国・深セン市で日本人学校の児童が通学中に襲われ死亡した事件で、拘束されていた男が殺人の疑いで正式に逮捕されたことがわかりました。
この事件は今年9月、広東省・深セン市で日本人学校の男子児童が、通学中に男に刃物で襲われ死亡したもので、男はその場で現地の警察に身柄を拘束されました。
日中の外交筋によると、“男はその後、殺人の疑いで当局に正式に逮捕されていた”ということで、今後、起訴に向けた手続きが進むものとみられます。
事件が発生した9月18日は満州事変の発端となった「柳条湖事件」が起きた日で、反日感情が高まっていたと指摘されていますが、当局は動機などについて依然、明らかにしていません。
来月13日には「南京事件」の追悼式典が行われる予定で、中国国内の日本人学校は休校やオンライン対応にするということです。
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