米グーグル本社に掲げられたロゴ=カリフォルニア州マウンテンビュー(共同)

米グーグルの持ち株会社アルファベットが25日発表した2024年1~3月期決算は純利益が前年同期比57%増の236億6200万ドル(約3兆6800億円)となり、四半期ベースで過去最高だった。マイクロソフト(MS)は20%増の219億3900万ドルだった。ともに生成人工知能(AI)の活用を進めるクラウドサービスが伸びた。

アルファベットの売上高は15%増の805億3900万ドル。クラウド部門の売上高が28%増え、主力の検索連動広告や、ユーチューブの広告も堅調だった。1株当たり0・20ドルの配当を初めて実施することも表明した。

MSの売上高は17%増の618億5800万ドル。クラウドサービス「アジュール」が大きく伸びたほか、ゲーム会社アクティビジョン・ブリザードを買収した効果でゲーム部門も好調だった。(共同)

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