宅配便最大手のヤマト運輸は、不在時でも玄関前などに荷物を置く「置き配」を拡大させると発表しました。

 ヤマト運輸の「置き配」は、これまで受け取り人の在宅時や特定のオンラインショップで注文した場合のみの対応でしたが、全体のおよそ6割を占める主力商品「宅急便」や「宅急便コンパクト」でも可能になります。

 対象は個人向け会員サービス「クロネコメンバーズ」に登録しているおよそ5600万人で、6月10日から利用できるということです。

 ヤマト運輸は「置き配」の拡大によって、コロナをきっかけとした顧客の「置き配」ニーズの高まりに対応します。

 また物流2024年問題が本格化するなか、配送ドライバーの負担となっている再配達の削減などの問題解決にも取り組む考えです。

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