検査の不正が発覚して生産と出荷を一時停止したダイハツ工業は、軽自動車以外の小型車について開発から認証までを親会社のトヨタ自動車が責任を持つなどの新たな事業方針を発表しました。
ダイハツ工業 井上雅宏社長
「まずはモデルを一つひとつ適合認可の確認をしていただきながら、安全な車をお届けしてお客様の安心を再びいただく」
ダイハツは不正の再発防止を徹底し、軽自動車を軸とした経営を進めるため、軽自動車以外の小型車については今後、トヨタが開発から認証までの責任を負い、ダイハツが委託される形で生産すると発表しました。
軽自動車については引き続きダイハツが開発や認証も行い、電気自動車の開発も進めるとしています。
また、経営責任を明確化するため、旧経営陣の奥平総一郎前社長ら3人は2023年度の賞与の全額を返納しました。
他の役員7人も賞与を一部返納したということです。
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