今年の年末年始は最大9連休ということで、お出かけされる方も多いのではないでしょうか。

JR各社が年末年始の新幹線の予約状況を発表しました。

JR各社は11日、12月27日から1月5日までの新幹線の指定席の予約状況を発表しました。

山陽新幹線の予約席数は前の年の114%、九州新幹線は119%、西九州新幹線は125%となっていて、いずれも前年を上回る予約となっています。

今年の年末年始は最大で9連休となっていて、山陽新幹線では臨時列車を去年より70本増やすなどして対応します。

山陽新幹線・九州新幹線ともに下りのピークは12月28日、上りのピークは1月4日と見込まれていて、JR各社は早めの予約を呼びかけています。

■最大9連休 海外旅行は「二極化」

今年の年末年始は最大9連休となり旅行を楽しむ人も多いと思いますが、旅行会社のJTBによりますと、今年の年末年始の国内旅行者数は去年と同じ2800万人となる見通しで、国内旅行の1人あたりの平均費用は去年より2000円増えて4万3000円と、2年連続で過去最高を更新しそうです。

物価高の影響で、ホテルや旅館の宿泊費そのものが上がっていることもあるようです。

一方で海外旅行の行先は物価高や円安の影響もあって近場の韓国や台湾が人気ですが、同時に日並びも良いのでヨーロッパやハワイなどに長めに旅行する傾向もあり、今年は特に二極化しているということです。

海外旅行者の数自体も去年から増えていますが、コロナ禍前と比べると6割程度に留まっていて、これはやはり円安が影響しているようです。

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