4日、大手住宅メーカー「積水ハウス」が発表したのは、住宅におけるサーキュラーエコノミー「循環する家」プロジェクトです。
積水ハウス・仲井嘉浩社長:
家が資源として循環する「House to House」の実現に向けた取り組みの開始を住宅業界に先駆けて、本日宣言します。
サーキュラーエコノミーとは、大量生産・大量消費・大量廃棄から脱し資源を再利用する循環経済のこと。
住宅には様々な素材が組み合わさった複合材が使用されているため困難とされているサーキュラーエコノミー。
積水ハウスは家の部材を見直し、家がまた誰かの家に生まれ変わる「House to House」を目指します。
この循環する家は、住宅の新築や改修解体時や他産業で発生した廃棄物を同じ製品の原材料としてリサイクルやリユースし、そのリサイクル資源のみを使って住宅を開発し、解体時には再利用するという仕組みです。
循環する家を実現するために基盤となるのが…。
積水ハウス・仲井嘉浩社長:
全てのサプライヤーさま、住宅業界の関係者さまと協力しながら進めていかないと実現はできないんだろうなと。
積水ハウスは、すでに10社以上と部材の開発と改善を検討していて、2050年までに循環する家の実現を目指します。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。