青森県黒石市内の小学校で「すし職人」の体験学習が行われました。体験に使ったのは、すしによく合うコメとして黒石市が栽培に力を入れている「ムツニシキ」です。
すし職人の体験をしたのは、黒石市立東英小学校の5年生と6年生あわせて22人で、県すし組合の職人7人から指導を受けました。
6日の体験に使われたのは“幻のコメ”と言われた「ムツニシキ」です。
黒石市が「すし」によく合うコメとして2018年に復活させ、ブランド化に取り組んでいます。
児童たちは、県産のマグロとヒラメ、そしてサーモンをネタに握りずし3貫を仕上げていました。
また、巻物では、しゃりの量を確認しながらノリの上に広げたあと、かんぴょうを乗せて巻き上げますが、均等には巻きあがらないなど苦戦していました。
児童は
「にぎるだけなら簡単かなと思ったけど意外にむずかしかった」
「かんぴょうを中に入れてノリを巻くときに少しずれてしまった。形がうまくできたから食べるのがもったいないな」
「自分で作っているからおいしい」
すしをほおばる児童たちは満面の笑みを浮かべ、出来栄えに満足げでした。
黒石市は食農教育の一環として11月と12月は小学校の給食でムツニシキのご飯を提供しています。
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