衆院選の山梨1区で当選した立憲民主党の中島克仁さんに5期目の抱負などを伺いました。中島さんは遊説活動中、事故現場に遭遇し現役医師として対応する場面もありました。
三浦正則キャスター:
「5期目の当選おめでとうございます。勝因は?」
山梨1区で当選 立憲 中島克仁さん:
「自民党派閥による裏金問題、その憤りを受け止める立場に一定程度なり得た。独自の制度改革含む社会保障制度の在り方に対して一定のご理解をいただいた」
三浦正則キャスター:
「南アルプス市内を遊説中に車と自転車の事故に遭遇したと。当時はどんな状況?」
山梨1区で当選 立憲 中島克仁さん:
「交差点に選挙カーで差し掛かったら、自転車の傍らにご高齢らしき方が横たわっていた。(選挙カーを)停めて、私もたすきを取って様子を見に行った」
山梨1区で当選 立憲 中島克仁さん:
「やはり事故で頭を打っていたみたいで、裂傷があって出血していて、意識はクリア(正常)でしたが、そこは医師として対応した」
三浦正則キャスター:
「政治生命のかかる遊説中の大事な時間だと思うが?」
山梨1区で当選 立憲 中島克仁さん:
「もちろん選挙も1分1秒も惜しいのはそうですが、人の命に勝るものはありませんから、役に立てると思えばそれを最優先する」
「無意識かもしれないが、今 問われて改めて感じるのは、常にそこは大事にしている」
公約 日本版家庭医制度の導入
山梨1区で当選 立憲 中島克仁さん:
「誰がかかりつけ医と呼ばれる人なのかを明確に定義することが日本版家庭医制度」
山梨1区で当選 立憲 中島克仁さん:
「今の医療制度は病気である人が多ければ多いほど医療側が儲かる仕組み。逆に家庭医制度は早期の段階から敷居を低く(かかりつけ医に)相談できる。そのことによって早く病気を見つけたり、かかりつけ医の方は患者が元気だったら病気を防いだら評価される仕組み」
「予防できれば健康寿命が延伸することになる。人生100年がより幸せに感じられる」
来年の参院選について
山梨1区で当選 立憲 中島克仁さん:
「今回の総選挙において(立憲民主党)は2区で候補者を立てられなかった。これは一刻も早く改善しなければいけない。山梨一区で議席を確保しましたから、この延長でいい候補を擁立して、より一層緊張感ある政治状況にしていきたいと強く思っている」
三浦正則キャスター:
「どのような山梨を目指していくか。抱負は?」
山梨1区で当選 立憲 中島克仁さん:
「訴えてきたことが一刻も早く実現するように努力したいと思いますし、そのこと自体が地方創生、公益資本主義、農業林業を守ること、その産業構造を山梨を中心とすることで雇用を生みだして、山梨の可能性を最大限発揮することにつながる、そういう山梨を作り上げていきたい」
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