JR東日本は昨年度の「利用の少ない線区」の経営情報を開示しました。青森県内は5路線7区間が対象で、津軽線の中小国と三厩間の1日あたりの通過人員は61人でした。
開示された線区の情報は、平均通過人員が1日2000人未満が対象です。
昨年度の管内全体の開示対象は36路線72区間で、前の年度から2路線、10区間増加しました。
青森県内では奥羽本線が1区間、大湊線が1区間五能線が2区間、津軽線が2区間、八戸線が1区間のあわせて5路線7区間が対象です。
このうち奥羽本線の大館と弘前間の1日の平均通過人員は948人で、収支は25億3300万円の赤字。100円の収入を得るのに要した費用を表す営業係数は1591円でした。
また、津軽線の中小国と三厩間の1日の平均通過人員は61人で、収支は3億6600万円の赤字。営業係数は1万3520円でした。
JR東日本は、持続可能な交通体系について建設的な議論をするため、線区別のデータを開示しているとしています。
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