「書かない窓口システム」が青森県十和田市で始まりました。住民票の取得など、これまで必要だった申請書が不要で、県内10市では7番目の運用開始です。

十和田市役所の市民課で運用が始まった「書かない窓口システム」。キャッシュレス対応のセルフレジと、申請書への記入をサポートするシステムで構成されています。

「住民票」や「戸籍の証明書」などを取得する際、システムに申請者の運転免許証やマイナンバーカードを読み込ませると、住所や生年月日が自動的に申請書に記載されます。

29日は十和田市の小山田久市長が、住民票の発行を体験しました。

十和田市 小山田久 市長
「交付手数料もカードで支払いできるということで、簡単になったなと思ってもらえると思っている。ほかの課も準備を進めているので、11月中にできれば」

十和田市では10月16日から「市民課」と「税務課」でシステムの運用が始まっていて、申請書記入サポートシステムは、高齢介護課や生活福祉課などほかの6つの課でも順次、運用を始めていくということです。

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