29日午前、青森県の三沢空港に着陸したアメリカ軍の戦闘機から火が出て、滑走路が一時閉鎖されました。
この影響で、三沢空港を発着する民間機に影響が出ました。
米軍機から「火」 一体何が…
放水されているのはアメリカ軍の戦闘機。その機体から火が出ているのが確認できます。これは29日午前9時前に三沢空港で撮影された映像です。東北防衛事務所などによりますと、機体はアメリカ軍海兵隊岩国基地所属の戦闘機「FA18」で、映像が撮影された直前に、機体の不具合が起きて三沢空港に着陸し、滑走路上で消火活動が行われました。
目撃した人の話では、火は、機体の後ろから出ていて、タイヤがパンクしていたようだったということです。
今野七海 記者
「午前9時前に緊急着陸したとみられる米軍の戦闘機です。滑走路はすでに開放されていますが、機体はまだ残されたままです」
この影響で、滑走路が一時閉鎖され、三沢空港を発着する日本航空の1便が欠航、1便が到着地を青森空港に変更しました。滑走路の閉鎖は午前9時半前に解除されました。
到着地が変更となった利用客は
「三沢の米軍と戦闘機の撮影のために来ました。(機内で)あとで詳細は伝えますと言われたが、じゃあ帰りはどうしたらいいのと不安に思いました」
欠航便に乗る予定だった利用客は
「午後3時近くの便に変更して行きます」
Q.欠航便に乗る予定だった?
「はい、残念です。1番機だったので残念でした」
三沢空港の利用客は
「愛媛の松山まで東京経由です。予定が狂うところでしたね。(解除されて)よかったです。本当に」
三沢空港は「アメリカ軍」と「航空自衛隊」、「民間航空」の3者が共同で使用していて、アメリカ軍がトラブルの原因などを調べています。
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