高速道路を走行中の車2台が土砂の崩落に巻き込まれたことを想定した救助訓練が山梨県富士川町で行われました。

この訓練は災害時の連携を強化しようと警察と消防、ネクスコ中日本などが合同で実施したもので約30人が参加しました。

訓練は道の駅の駐車場を高速道路にみたてて行われ、中部横断道の斜面で土砂の崩落があり、走行中の乗用車2台が巻き込まれたことを想定して実施しました。

このうち3本の木が直撃した乗用車では消防隊がクレーン車で木を撤去し、専用機具でドアをこじあけ、運転手を救助しました。

また、斜面に衝突した乗用車では、けがをした男性4人の応急措置を行い、優先順位をきめて医療機関に運びました。

峡南広域行政組合消防本部副消防長兼警防課長 渡辺淳さん:
「本日の訓練を通してさらに連携を強化することによって、即時に対応能力の向上が図れればと思っております」

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