新潟県 三条市の大学で、学生と地元企業とが触れ合う機会をつくるユニークな取り組みが行われました。その名も『社長飯』です。
【記者リポート】「大学のお昼休みの時間です。学生たちがランチをしている中に社長の姿が…」
こちらも社長!
三条市立大学で開催されたのは学生と社長のランチ会。社長と昼ご飯を食べるので『社長飯』です。社長との交流で地域の魅力を感じてほしいと、三条工業会が企画しトライアル版が実施されました。
【社長と学生の会話】「車の仕組みとか、『え?こんなのになるんだ』みたいな初めて知ることいっぱいあって、すごく楽しいちゃ楽しい」
【社長】「僕みんなが羨ましいですもん。僕はこういう工業系の大学出てないので」
市内のものづくり企業3社が参加し事前に応募した1年生8人とお弁当を食べながら情報共有をしました。
Q応募したきっかけは?
【沖縄出身の学生は】「ちょっと恥ずかしい話なんですけど、タダでご飯食えるよって言われたので。面白い人たちがいて、こういった出会いもあってよろしかったかなと思いましたね」
真剣な話からフランクな話まで、学生たちは楽しみながら未来のキャリアを考えていました。
【三重県出身の学生は】「なかなか社長の方々とお話しできる機会はないと思うので、今後のためにもなりましたし、聞いたことを心のどこかに置いて生かしていけたらなって」
【IPSPLIERRS 内山航洋 社長】「県外から燕三条を選んで来ている人たちに『燕三条というのはこういう場所ですよ』って、『新潟県はこういう風土があって、こういうものづくりをしているのが特徴ですよ』と、彼らが分からない部分も伝えられたのが良かったなと」
主催者は今後社長の仕事に密着してもらうイベントなども行い、三条市のものづくり企業の魅力をPRしていきたいとしています。
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