兵庫県香美町で母親に暴行を加え死亡させたとして逮捕された漁師の男が、祖母の介護をめぐって口論になったなどと供述していることが分かりました。

 香美町の漁師・土井拓也容疑者(34)は今年8月、自宅で母親の米子さん(61)の頭を踏みつけたり、髪の毛をつかんで頭を揺さぶったりするなどの暴行を加えて死亡させた疑いが持たれています。

 警察によりますと、土井容疑者は、祖母や両親、弟の家族ら計9人で暮らしていて、取り調べに対し、「祖母の介護をめぐり母親と口論になった」という趣旨の供述をしているということです。

 土井容疑者は弟に対する暴行でも逮捕・起訴されていて、警察は暴行が日常的だったとみて調べています。

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