流鏑馬の「世界選手権」が19日から青森県十和田市で開かれます。これを前に、公開練習が行われ、選手たちが馬上から次々と的を射抜いていました。

さっそうと駆ける馬上から的を射ぬく選手たち―。
十和田市で19日から開かれる「世界流鏑馬選手権」に出場する選手の公開練習です。

大会は、初級からプロ級まで国内外の選手44人が参加する予定で、110mのコースで射抜いた的の数と速さを競います。

出場する選手は(星野奈々さん)
「コロナが収束して、がんばって出場権利をとって流鏑馬を練習して挑んできた大会なので、世界大会は選手にとっては特別な大会。他の選手に負けずに優勝狙って頑張っていきたいと思います」

また、世界選手権では初めて、より気軽に参加できるよう「チャレンジマッチ」が行われ、今回はインドネシアの選手も挑戦することになっています。

十和田乗馬倶楽部 上村鮎子 代表
「日本の武道としての流鏑馬の美しさ、世界の人がすばらしいと思っていただくのは最高にうれしい話ですし、その良さをもっともっと味わってもらいたい」

世界流鏑馬選手権は19日~27日まで十和田市中央公園で開かれ、次々と的を射るその姿で観客を魅了します。

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