大会まで1か月半を切ったNAHAマラソン。この記事で、コース前半の名物スポットやジョガーが苦しむ難所をチェックしておきましょう!

RBCの與那嶺キャスターも、初のNAHAマラソンに向けて練習を積んでいます。実際のコースを初めて走った体当たりリポートです。

與那嶺キャスター、まずはスタート地点、国場川をのぞむ明治橋にやってきました。時刻は本番当日のスタート時間と同じ午前9時。ここから12キロ地点まで走っていきます!

先月からNAHAマラソンに向けて練習を開始した與那嶺キャスター。この日は初めてマラソンコースを実際に走ります。

週に2回ほど練習を重ね、1時間程度は継続して走ることができるようになりました。足取りもしっかりとしています。

▽與那嶺キャスター
「ペースが維持できるのかと、あと仕事終わりに練習が集中しているので、日中の日差し、暑さ対策が不安」


スタートから約3キロ地点の国際通りは難なく通過。NAHAマラソン当日には、沿道に多くの人が駆け付け、溢れんばかりの応援がこだまする最初のスポットです。

ひめゆり通り、そして古波蔵交差点と順調に走りを進める與那嶺キャスター。約7キロ地点では、ある動きの練習を…

▽與那嶺キャスター
「YMCA~、これきついですね、走りながらやると、結構しんどい。1人でやると寂しいな、やっぱりみんなでやらなきゃダメですね」

賀数交差点では、名物MCとエイサー団体・那覇太鼓が「YMCA」で大会を盛り上げるエンジョイポイント。「残り、たったの35キロ!」何度かNAHAマラソンに参加しているジョガーにとっては、自然と体が動くYMCA。参加者たちはやみつきなんだとか!本番当日。生中継での與那嶺アナのダンスにも注目です。

南風原町津嘉山では、多くのジョガーの胃袋を掴むスイーツが待ち受けます!


▽與那嶺キャスター
「きょう、そのご褒美もあると思ったんですけど…」

南風原町津嘉山にあるケーキの店DUO。20年以上、ジョガーにロールケーキを振舞っています。あっという間になくなっては提供され、を繰り返すため、この名物ケーキを食べるには運も必要! 沿道にケーキが出てくると瞬く間に人だかりができます!

▽ケーキの店DUO 與那嶺政儀店長
「まさかNAHAマラソンで(ケーキを)食べてもらえるなんて思わなかったが、それを食べて貰って、ありがとうと言ってもらって、作るほうとしては幸せです」

今年も美味しいケーキ、期待していま~す!

與那嶺キャスターは、前半の難所4キロほど続くのぼり坂に差し掛かりました。

「んあ~、しんどい…」

なだらかだった津嘉山から、約40メートルの高低差がある八重瀬までの坂。毎年ここで心が折れる初心者ジョガーも少なくありません。

普段の練習と異なる環境に体力が削られる與那嶺キャスター。スタートから2時間で13キロあたりまでたどり着きました。


「相当きつい。きょう走って自信がつくと思ったが、逆に不安が大きくなりました…特に、坂をいかに負担を軽減しながら走れるか。コツがあるなら知りたいですね」

前半に体力温存、公判でペースを維持して走れるコツが知りたいという與那嶺キャスター。このペースでは制限時間に到底間に合いません!

初心者の指導に定評がある倉岡弁慶さんに今回の走りを見てもらうと、と意外な指摘が。

▽ブレイクスルーランニングクラブ代表 倉岡弁慶さん
「腕が使えていない」

「足を速く動かそうとしても脳から遠い位置にあるので、シナプスのつながりからすると信号が伝わりにくい、なので頭から近い腕を速く動かす」

分かるような、分からないような!

「足を速く動かそうとすると、そもそも大きい筋肉を動かさないといけない、でも腕を動かすと自然と足は動くので腕でコントロールしていけばいいと思います」

腕を動かすと足は付いてくるのですね!信じて改善していきましょう!このほか、フォームに多くの修正が必要と指摘された與那嶺キャスター。中盤以降さらにコースが厳しくなるNAHAマラソンに向けて、倉岡さんの指導のもと、更に練習を重ねていきます。

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