カメラのトラブルで中断している福島第一原発の燃料デブリの取り出しについて、東京電力は18日、カメラの交換が完了したと明らかにしました。

福島第一原発2号機では、9月から溶け落ちた核燃料=燃料デブリの試験的な取り出し作業が、取り出し装置先端についているカメラ2台の不具合で中断しています。カメラは、格納容器内の非常に強い放射線の影響で映らなくなったとみられ、東京電力はこの2台について、18日までに新しいものへの交換を終えました。

18日の作業について、東電は当初、午前8時半ごろから開始したとしていましたが、その後、午前9時ごろからに訂正しました。

19日からは、カメラを交換するために、装置の先端から外していたデブリをつまむ器具を再び取り付ける作業や、動作確認などを行う予定だということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。