10月19日の土曜日にUTYでSDGsを楽しく学ぶエコフェスが開催されます。

このイベントに、はね出し桃から絶品スイーツを作るキッチンカーが出店します。
SDGsをテーマに掲げ、山梨の桃の美味しさをPRしています。

鮮やかな白桃色のソーダに、たっぷりの桃のピューレがかかったかき氷。

女の子:
「甘くて美味しい」
男の子:
「美味しい」

お客さんにも大好評のこれらのスイーツ。

実は、傷がつくなど市場に出荷できなかった笛吹市産のはねだしの桃が使われています。

こうした取り組みを行っているのがフレフルエシカルというキッチンカー。

フレフルエシカル 田中麻里さん:
「SDGsがテーマのキッチンカー」

山梨県甲斐市に住む田中麻里さん。
フリーのカメラマンでしたが、3年前に知り合いの農家からはね出し桃を使ったスイーツを作れないかと相談を受けました。

フレフルエシカル 田中麻里さん:
「元々 料理が好きなので面白そうだなと思った」

田中さんははね出し桃から傷んだ部分を取り除いて、ピューレなどに加工し桃ソーダやかき氷を商品化。

最初はイベントでのテント販売でしたが、客の反響は想像以上でした。

フレフルエシカル 田中麻里さん:
「すごく反応が良くてこんなに喜んでもらえるんだという所で、もうちょっと本格的にやってみようかなとキッチンカーを作ってみようと思った」

現在は桃ジャムがたっぷり乗ったジェラートや、フルーティーな味わい広がるキーマカレーなど、はね出し桃を使ったメニューを4種類揃えています。

客は:
「かき氷になったら(はねだし桃だと)全然分からないし、とても美味しいので良い取り組みなんじゃないかなと思う」
「甘くて美味しいので(はねだし桃を)活用できるのは良いと思う」

また、SDGsの取り組みはほかにも。

フレフルエシカル 田中麻里さん:
「うちで使っているコップは、全部、再生ペットボトルのコップを使用しています。食べ終わった容器は、燃えるゴミとプラスチックに分別。子どもたちにとっては分別を覚えるきっかけにもなっています」
「子どものうちから(ゴミを分別する)習慣をつければ段々大人になっても出来ると思う」

はね出し桃から新たな価値を作り出す。

フレフルエシカルはこれからも山梨の美味しいフルーツの発信を続けます。



フレフルエシカル 田中麻里さん:
「キッチンカーを使って(はね出し桃を)有効活用したり、色んな場所に出かけてアピールするような仕事ができたらいいなと思っている」

なお、フレフルエシカルも出店するエコフェスは19日(土)に、甲府市湯田のUTY本社駐車場で開催されます。

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