横浜市青葉区の住宅で起きた殺人事件。家の目の前の道路には、鑑識作業をおこなった形跡が複数確認できます。さらに、警察が玄関あたりを入念に調べているように見えます。

事件発覚のきっかけは、近くの住人からの通報でした。

110番通報(近隣住人)
「玄関ドアの横の窓がきのうから開いたままになっている。寒いのに何かあったのでは」

記者
「事件があったのは、横浜の閑静な住宅街で、この道の150メートルほど先に行った住宅で男性の遺体が見つかっていて、今も捜査員が出入りしています」

警察によりますと、きょう午前10時半ごろ、通報を受けて駆けつけた警察官が、家の中で死亡している高齢とみられる男性を発見しました。家の中には当時、死亡した男性しかおらず、この家の住人とみられています。

現場は、東急田園都市線の市が尾駅からおよそ1.8キロ離れた住宅地。

近くの住人は…

近隣住人
「こわすぎます。最近涼しくなって窓も開けているじゃないですか。ちょっと気をつけなきゃと思います。子どもいる人なんて本当に心配だと思います」

現場には事件を疑わせる複数の痕跡が…。玄関の横にある窓は割れていて、窓は人が通れるほどの大きさです。

また、男性の体には暴行を受けたような複数の痕が確認されていて、手足を縛られた状態で見つかったことも分かりました。

首都圏で相次ぐ一連の強盗事件でも、一部で手足を縛られる手口が確認されていますが、今回の事件との関連はあるのでしょうか?

ある捜査関係者は…。

捜査関係者
「現時点では何とも言えない」

警察は今後、男性の身元の確認を進めるとともに、一連の強盗事件との関連があるかも含め捜査しています。

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