衆院選について、15日と16日の2日間、JNNと毎日新聞が行った調査に取材を加味した序盤の情勢です。新潟県は5つの選挙区のうち1区、2区、4区、5区で立憲民主党の候補がリード、3区は自民党の候補がリードする展開です。

調査は、JNNと毎日新聞が共同で公示日当日の15日と16日に行いました。

新潟1区には立憲民主党の西村智奈美さん、自民党の塚田一郎さん、共産党の中村岳夫さん、日本維新の会の石崎徹さんが立候補しています。

西村さんが立憲支持層の9割を固め、自民支持層にも食い込みリードしています。

塚田さんは自民支持層からの支持が4割に留まっています。

日本維新の会の石崎さんは支持が広がっていません。

共産党の中村岳夫さんは比例区と連動した選挙戦です。

新潟2区は、立憲民主党の菊田真紀子さん、無所属の細田健一さん、日本維新の会の井上基之さんが立候補しています。

菊田真紀子さんが立憲支持層の9割を固め自民支持層へも食い込みリードしています。

自民党の公認を得られなかった細田さんは、自民支持層からの支持が4割に留まっています。

日本維新の会の井上さんは支持が広がっていません。

新潟3区には立憲民主党の黒岩宇洋さん、自民党の斎藤洋明さん、日本維新の会の吉村祐一郎さんが立候補しています。

斎藤さんが自民支持層の6割、公明支持層の9割を固めてリードし、

黒岩さんが立憲支持層の8割、一部、自民支持層にも食い込み追っています。

日本維新の会の吉村さんは支持が広がっていません。

新潟4区には無所属の泉田裕彦さん、自民党の鷲尾英一郎さん、立憲民主党の米山隆一さんが立候補しています。

米山さんが立憲支持層の7割、共産支持層の7割を固めリードしています。

鷲尾さんは公明支持層の7割を固めたものの、自民支持層は4割に留まっています。

自民党の公認が得られなかった泉田さんは厳しい選挙戦です。

最後に新潟5区です。立憲民主党の梅谷守さん、自民党の高鳥修一さんが立候補しています。

梅谷さんが立憲支持層の8割、維新支持層の5割を固めリードしています。

高鳥さんが追う展開ですが、自民支持層からの支持は5割に留まっています。

なお、無党派層を中心におよそ4割が「投票先を決めていない」と答えていて、情勢は投票日までに変わる可能性があります。

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