総理就任から26日後の投開票となる“戦後最短”の衆議院議員選挙が15日に公示され、青森県内は3つの小選挙区に合わせて11人が立候補しました。10月27日の投票に向けて、12日間の選挙戦がスタートしました。
こうしたなか選挙戦初日、候補者は有権者になにを訴えたのか。選挙区ごとにお伝えしていきます。本記事では「青森1区」です。東青地域と上北郡、それに下北郡で構成されていて、与野党3つ巴の戦いとなりました。
【青森1区】自民党の前職・津島淳氏(58)
自民党の前職・津島淳氏は、青森市の県庁前で第一声をあげ、清廉潔白な政治の実現に取り組むと訴えました。
自民党の前職・津島淳氏(58)
「津島淳の政治姿勢3つのお約束です。まず1つ目はルールを徹底的にこれからも守ります。2つ目すべての政治資金使い道を明らかにいたします。3つ目にあらゆることの説明責任をしっかりと果たしてまいります。この3つの約束、清廉潔白の政治の約束」
【青森1区】立憲民主党の元職・升田世喜男氏(67)
立憲民主党の元職・升田世喜男氏は青森市古川地区で第一声を上げ、県内小選挙区の自民党による議席独占阻止を訴えました。
立憲民主党の元職・升田世喜男氏(67)
「皆さん野党が今回頑張りましょうよ。負けたら全部認めるということです。金と政治の問題も、現状の暮らしの問題も全部今のままでいいんだということです。おかしいと思う人は、どうか勝てる候補にぜひ集中していただいて、今回は升田世喜男だと押し上げていただければと思います」
【青森1区】共産党の新人・斎藤美緒氏(44)
共産党の新人・斎藤美緒氏は、青森市の商業施設の前で街頭演説し、消費税を5%に引き下げると訴えました。
共産党の新人・斎藤美緒氏(44)
「いま政治が役割を果たすときではないでしょうか皆さん。緊急に消費税を5%へ引き下げます。誰もがどこで買い物をしても、減税の効果を実感できる。それが消費税の減税です。消費税の減税で暮らし応援の政治を、高すぎる大学の学費も今すぐ半分へ」
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