総理就任から26日後の投開票となる“戦後最短”の衆議院議員選挙が15日に公示され、青森県内は3つの小選挙区に合わせて11人が立候補しました。10月27日の投票に向けて、12日間の選挙戦がスタートしました。
こうしたなか選挙戦初日、候補者は有権者になにを訴えたのか。選挙区ごとにお伝えしていきます。本記事では「青森3区」です。弘前市や五所川原市など津軽地方の14市町村で構成されていて、前職と新人のあわせて4人が立候補しています。
【青森3区】自民党の前職・木村次郎氏(56)
自民党の前職・木村次郎氏は弘前市役所前で第一声をあげ、政治資金問題を謝罪したうえで自公連立政権の継続を訴えました。
自民党の前職・木村次郎氏(56)
「お金にまつわる問題。このことで信頼を損なわせてしまったということを深くお詫びを申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。様々な政策を実現していくためには、引き続き、我々この自公連立政権に皆さまの思いを託してください」
【青森3区】立憲民主党の新人・岡田華子氏(44)
立憲民主党の新人・岡田華子氏は、弘前市萱町地区で第一声をあげ、中小企業の支援などを訴えました。
立憲民主党の新人・岡田華子氏(44)
「この地域で暮らすことに希望を持たなきゃいけない、安心感を持たなきゃいけない。それをするのが政治の役割です。もちろん裏金の問題も言います。だっておかしいから。青森県の生活は不便。青森県は貧しい言われてます。じゃあ青森県の生活をよくするにはどうしたらいいですか。私はやっぱり農業と中小企業の支援だと思う」
【青森3区】無所属の新人・其田寿一氏(38)
無所属の新人・其田寿一氏は、五所川原市長富地区で第一声をあげ、県民の所得向上への対策などを訴えました。
無所属の新人・其田寿一氏(38)
「この村でずっと生活できるように、皆さんが困らないようにするということが地方議員であっても、国会議員であってもやらねばならないこと。お子さんやお孫さんもみんな東京や仙台、青森に行っている人もいれば、弘前に行っている人もいると思います。そういう人が戻ってきて、この五所川原で生活し続けられるように企業も作ってがんばって所得を上げてもらえるように、こちらが抜本的に支援して、ちゃんと年収を上げていく」
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。