こども未来プロジェクト、今回は全国大会への切符を初めて手にした、長野市の柔道教室を紹介します。

年長児から中学生までの30人ほどが通う、長野市の「中央柔道教室」。

週に2回、長野運動公園の道場で、地域の指導者を交えて稽古に打ち込んでいます。

3月に行われた小学生対象の全国少年柔道大会県予選で、30年以上続く教室の歴史で初めて団体優勝を果たし、5月に開かれる全国大会への切符を手にしました。

柔道を始めて2年で、先鋒に抜擢された5年生の岡部遼太郎(おかべ・りょうたろう)さんは、小柄ながら、足技を使った粘り強さが持ち味です。

■岡部遼太郎さん
「東京オリンピックを見てかっこいいなと思って始めました。先鋒が勝たないといけないので絶対勝ちたいです」

キャプテンを務める6年生の上原佑馬(うえはら・ゆうま)さんは、父や兄の姿を見て、6歳から柔道を続けています。

全国大会は挑戦者の気持ちで挑みたいと意気込みます。
■上原佑馬さん
「全国大会は全員強いので、一戦一戦集中してやりたい」

■指導する大杉裕樹さん
「とにかく柔道が好きになってもらえれば一番いいなということで、堂々と元気に臆せずに向かっていってくれれば」

道を楽しむ心を忘れずに、初の大舞台に臨みます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。