異例の短期決戦となる今回の衆院選。この3連休も対応に追われる人たちがいます。

誰もいないロビーで作業するのは、熊本県合志市の職員たちです。

記者「祝日の合志市役所1階では、現在期日前投票所の設置作業が黙々と行われています」

あす(15日)公示される今回の衆院選では、明後日からさっそく期日前投票が始まります。市役所での作業は1時間ほどで順調に終了。しかし。

ーー今から御代志(の期日前投票所)ですか?
合志市の担当者「今から、はい」

期日前投票所の設置作業が続きます。

一方、そのころ天草市役所でも…。

天草市職員「県庁の方に(最高裁裁判官の)国民審査用の投票用紙を受け取りに行ってきます」

熊本県では今回、選挙の投票用紙と一緒に配布される予定だった国民審査用の用紙の印刷が間に合わず、きょう(14日)配布されることに。

そのため天草市の職員は、先週金曜日に続いて再び80キロ以上離れた県庁へと向かいました。

ようやく過ごしやすい気候になり、迎えた今回の3連休。にぎわいを見せる県内ですが、職員たちは。

合志市選管 野邑和伸さん「3連休だから休み、とかは関係なくですね」

合志市では選管の職員2人に加え、ほかの課からも応援を受け、準備を進めます。

野邑さん「この3連休も出て来られる人にお願いをして対応してもらっている」

15日の公示に向け、連休返上で準備に勤しむ県内の自治体職員たち。ただ、本番はこれからです。

野邑さん「9月の末からずっと緊張感をもってやっていて、ちょうどあと半分なのかなと。ピークが最終日(投開票日)なのかなという気がするので、そこまで気を抜かずにやりたいと思っています」

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