3連休あけの15日に公示を控える『衆議院議員総選挙』。
新潟1区で、立候補予定者それぞれの姿を追いました。
新潟1区で日本維新の会から出馬予定の元職・石崎徹さんの元には14日、吉村洋文共同代表が駆けつけました。
【日本維新の会 元衆院議員 石崎徹さん】
「新潟の古い政治、古い政治家に対して、ビビらせる演説をしていただこうではないでしょうか!」
【維新の会 吉村洋文共同代表】
「自民党はたしかに強いし、安定しているかもしれいけど、とんがった政党でとんがった議員が、国会でやっぱり国会に行って『違うやんか』と言うのぜひやらなきゃいけない。僕はそれをやるのが石崎さんだと思っているのです」
自民党を離党し、前回は維新の会から出馬した石崎さん。
衆議院議員3期の実績をアピールし、返り咲きをめざします。
「教育の無償化ですとか、政治改革、行政改革、あるいは外交安全保障…、こういったもので停滞感漂う政治を刷新していきたい」
立憲民主党の前職・西村智奈美さんは、12日に選挙事務所を開きました。
「この連休が明けるとすぐ公示ですので、もう1回気持ちを入れなおして戦いたいと思います」
前回は大差で三つどもえを制しましたが、今回は、新たに選挙区となった佐渡市や江南区での支持拡大が“鍵”と話します。
「新しい選挙区においては、私はまるっきり新人ですけれども、自治体議員の皆さんや協力してくださる支援者の方々からもお力をいただいて、知名度は少し上がっているかなと思います」
新選挙区・佐渡市でのイベントに顔を出していた自民党の前職・塚田一郎さん。
「来週から始まりますので、よろしくお願いします」
前回は、小選挙区で敗れて比例復活した塚田さん。
自民逆風のなか「佐渡島の金山の世界遺産登録」で果たした役割を強調します。
「佐渡島の金山が世界文化遺産に登録されました」
「今までやってきた実績、そしてこれからの新潟と佐渡の未来について、しっかりと皆様にお伝えしたい」
野党一本化の枠組みを捨て、10年ぶりの候補擁立となる共産党からは、新人の中村岳夫さんが出馬します。
「私たちは『命と暮らし最優先』って考えていて、いろんな政策を持っていますので…。日本共産党の政策をやっぱり広く知っていただきたい」
前回失った比例・北陸信越ブロックでの議席奪還をめざします。
無党派層の動向が勝敗を左右する新潟1区。
『第50回 衆議院議員総選挙』は、15日公示・27日投開票で予定されています。
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