岩手県大船渡市の大船渡港で11日、テロリストの侵入を水際で防ぐための訓練が行われました。

この訓練は岩手県の沿岸広域振興局が企画したもので、警察や釜石海上保安部、消防の他、港で業務を行う事業者など合わせて30人ほどが参加しました。
11日は大船渡港に入港した外国の貨物船にテロリストが乗っていることを想定して、海上保安部の職員が貨物船に見立てた巡視船から発砲したテロリスト役の職員を取り押さえる訓練が行われました。

「反復して行うことが大事ですので、今後も関係機関と協力重ねてこういった非常事態、起こらないのが一番なんですが、いざというときに備えておくこと非常に大事だと考えております」

また、大船渡警察署の署員は、テロリストが岸壁に逃げたとして拘束する訓練を行いました。参加者たちは万が一に備えてテロの脅威を水際で防ぐ手順や連携の仕方を確認していました。

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