「このたびは大変ありがとうございました」
警察からの感謝状を受け取ったのは、ネクスコ東日本のグループ会社「ネクスコ・サポート新潟」に勤務する山田航輝さんと村松真吾さん。
2人は、“深夜の高速道路”に迷い込んだ小学生の男子児童を保護したのです。
通報から保護まで15分…。
反対車線にいた小学生の命を救った時の状況について、2人のパトロール隊員はこう話しています。
「高速道路を、子どもが歩いている!?」
9月7日の深夜、午前1時40分ごろ…
NEXCO東日本には、「高速道路を子どもが歩いている」という通報が、上信越自動車道の新井PA~中郷IC間(新潟県妙高市窪松原付近)を走る、複数のドライバーから寄せられていました。
【ネクスコ・サポート新潟 村松真吾さん】
「定期巡回中に、道路管制センターから『児童が歩いている』という通報があり、現場に向かいました」
巡回中だった村松さんと山田さんが現場に向かうと、反対車線側の中央分離帯付近で歩いている小学生を発見。
すぐに車を路肩に止め、車線を渡って小学生を保護。
通報から15分後のことでした。
【ネクスコ・サポート新潟 山田航輝さん】
「落ち着いてもらえるように、しっかりと話を聞いて、急に道路に出ないように注意しました」
深夜とはいえ、車が猛スピードで行き交う高速道路…。
保護するのが遅れれば非常に危険な状況でしたが、幸い小学生にけがはなかったということです。
【ネクスコ・サポート新潟 村松真吾さん】
「高速道路上も常にどんな危険があるかわからないので、通行車の方も気を付けて運転してもらいたいと思います」
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