衆議院が9日午後、解散しました。総理の就任から8日後の解散、26日後の総選挙はともに“戦後最短”です。異例の短期決戦へ青森県内でも準備作業が始まっています。
衆議院は9日午後4時からの本会議の冒頭で、解散詔書が読み上げられ解散しました。衆院選は10月15日公示、27日投開票となる予定で、総理の就任から8日後の解散、26日後の総選挙はともに“戦後最短”です。
衆院選に向けて事実上の選挙戦へ突入するなか、県内でも準備が始まっています。青森駅前公園では9日朝、市の職員立ち合いのもとポスター掲示板の設置作業が行われました。
掲示板が設置されるのは県内6309か所で、このうち青森市では784か所です。掲示板の設置は通常、衆議院の解散後に行われますが、異例の短期決戦となるため前倒しでの作業となりました。
青森市選挙管理員会 森 敏之 次長
「(作業期間は)通常であれば10日ぐらいかかるところを1週間以内で、業者の方にも苦労をかけるかと思います。期間が短いがミスなくトラブルなく業務を進めていければと考えている」
また、9日は青森市で衆院選の立候補予定者に対する説明会が開かれました。
説明会に参加したのは事前に立候補を表明した人だけで1区は3陣営、2区は4陣営、3区は4陣営でした。
政権選択となる衆院選は、政治資金問題への対応などを争点に短期決戦が始まることになります。
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