10月9日、衆議院が解散しました。10月27日の投開票に向け事実上の選挙戦が始まり、熊本の立候補予定者が動きを活発化させています。

10月9日午後4時すぎに衆議院が解散。その約30分後、熊本1区、自民党・前職の木原稔(きはら みのる)氏が姿を見せました。

熊本1区に出馬予定 自民・前職 木原稔氏(55)「衆議院がただいま解散しましたので、バッジを外して熊本に帰ります」
「石破総理が行おうとする新たな政権運営に対する期待が問われる選挙」

解散の様子をテレビで見つめていた自民党県連の前川收(まえかわ おさむ)会長は、派閥の裏金問題を巡り「厳しい戦いになる」という見方を示しました。

自民党県連 前川收会長「どなたが地域にとって必要か、どの政党が我が国にとって必要なのかしっかりと真正面から訴えていく戦いにしたい」

一方、政治とカネの問題など敵失に乗じたい野党は、熊本市中心部で合同で街頭演説を行いました。

共産党県委員会 松岡勝 委員長「結局は裏金、(旧)統一教会隠し」
社民党県連 今泉克己 代表「一歩前に出て 政権を変えていく」

今回は熊本1区から4区で連携して候補者を擁立し、政権交代を目指します。

立憲民主党県連 鎌田聡代表「石破総理を歴代最短の総理にするために、政権を変えていかなければならない」

熊本1区に立候補予定の立憲民主党・新人の出口慎太郎(でぐち しんたろう)氏(42)は、衆議院解散の瞬間をテレビで見守りました。

熊本1区に立候補予定 立憲・新人 出口慎太郎氏(42)「解散総選挙がいよいよ始まるということで、本当にいま気が引き締まる思い。3人の子どもの親目線でしっかりと政策を訴えて、自民党と対峙できるように一生懸命頑張っていきたい」

熊本1区に立候補予定 参政・新人 重松貴美氏(35)「参政党と一緒に、立ち上がっていただけませんでしょうか」

熊本1区から立候補を予定している参政党・新人の重松貴美(しげまつ たかみ)氏(35)は熊本市の中心市街地でマイクを握り、「物価が上がる中で国民の負担は増え続けている。既存の政党には任せられない」と訴えました。

参政党県連 髙井千歳会長「本来であれば能登の豪雨もありましたので、補正予算を組んでから解散すべきだったのではないかと思う」
重松氏「やっと解散かと。しっかり頑張っていきたい」

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