山梨県警の白バイ隊員が3日後に迫った全国大会へ特訓を重ねています。
交通安全の最前線を走る白バイ隊員の業務と運転技術とは!?

10月1日午前9時 南甲府警察署

白バイ隊 三枝分隊長:
「では車両点検実施します。乗車!」

的確な指示で隊員をまとめる女性。


県内初の女性白バイ隊員、県警交通機動隊 第一分隊の三枝希衣分隊長です。

県警交通機動隊 第一分隊 三枝希衣分隊長:
「憧れを実現するため警察官になり、努力した結果、夢を叶えることができました。山梨県警察では、警察官を募集していますので、ぜひ一緒に働きましょう」た」

一日中、白バイを走らせて取り締まりを行い、時にはイベントにも参加し、子どもたちに交通安全を呼びかけています。

県警交通機動隊 第一分隊 三枝希衣分隊長:
「交差点や横断歩道などでの安全確認を確実に行ってもらいたいということです。これからの時期は早めのライト点灯やハイビームの活用をお願いしたいと思います」

山梨県警の交通機動隊は複数の分隊で構成され、この中に白バイの運転技術を競う全国大会に向け、訓練に励む特別な隊があります。

交通機動隊 第三分隊です。

県警でもトップクラスの運転技術をもつ4人の隊員が所属し、全国大会への訓練も行っています。

反省会では…

隊員:
「フロントブレーキを意識して切り替えしとかを素早く走らせればタイムが出てくると思う」

後輩隊員:
「はい」

全国大会は3人一組で出場し、バランス走行や傾斜走行の操縦など4種目で速さや正確性を競います。

出場する白バイ隊員の運転技術は!?

大会種目のスラローム競技でバイク歴7年のUTY記者と比較しました。

まず、記者が挑戦します。
「よーい、スタート!」



記者の記録は12秒12。これに対し白バイ隊員は…



タイムは7秒72!
実に4秒以上の差が出ました。

UTY赤羽亮平記者:
「アクセルをふかすところがレベルが違うという感じがしました」

全国大会に向けおよそ半年間、重ねてきた訓練の日々…。

地元の子どもたちの声援も大きな励みになっています。

見学に来た子どもとお母さん:
「かっこいいねえ、大きいねえ」

全国大会は10月12日。
交通安全の最前線に立つ白バイ隊員は山梨県警初の3位入賞を目指します。

全国大会に出場する白バイ隊員:
「隊員同士で意見を交わし試行錯誤しながら日々訓練しています。全国大会での上位入賞を目指して頑張りたいと思います」

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