岡山県真庭市で、中学生と乳幼児の「ふれあい体験会」が開かれました。赤ちゃんとの交流を通じて、物心がつく前の自らを考えるきっかけにもなったようです。

「どうぞ…4カ月ね」「かわいいです」

北房振興局で開かれたふれあい体験会には、地元の中学3年生およそ30人と、真庭市に住む親子や妊婦13組が参加しました。

(真庭市愛育委員会 草野洋子支部長)
「自分の命の大切さであったり、将来希望をもって生活できるようにこの場を設けました」

腕の中でぐっすり眠る子もいれば…母親から離されて泣き出す子どもも…。

「あっ動いた」

妊婦のお腹にさわったり子育ての苦労を質問したりするなどして、自らの幼いころに思いをはせていました。

(参加した中学生)
「自分も小さい時があったので、自分もこんな感じだったのかなと思いながら遊ぶのは楽しい」

「ちょっとしたことで泣いたりするから大変なのに、育ててくれてありがたいと思いました」

乳幼児らとの交流は、改めて両親からの愛情について考えるきっかけにもなったようです。

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