国指定史跡の浦添城跡内にある「浦添ようどれ」に落書きがされていたことが分かりました。警察は文化財保護法違反の疑いで捜査しています。

警察によりますと3日午後、浦添市の職員から、国指定史跡の浦添城跡内の浦添ようどれに落書きがされていると通報がありました。

落書きされたのは、琉球王国統一前の中山王・英祖の墓である西室の壁面や門の内側など3か所です。

関係者によりますときのう午後2時前に、歴史ガイドが巡回している時に落書きに気づいたということです。

落書きされた 13世紀の「英祖王」が眠る陵墓の壁面

防犯カメラ映像を確認すると、午前10時半ごろ、外国人とみられる男3人組が現れ、そのうちの1人がスプレーで落書きするなどして15分程で立ち去る様子が映っていました。

▽4日午前 現場を確認した松本哲治市長
「強い憤りを感じます」
「我々が最も大切にしてきたものに対して、落書きは決して許されるものではない」

警察は文化財保護法違反の疑いで捜査しています。

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