新潟大学は3日、温暖化に対応したコメの研究を進めるため、農業に強くコメの研究などに力を入れているベトナムのカントー大学と連携協定を結びました。

協定は、温暖化に対応したコメの研究が大きな目的で、両大学はベトナムで、暑さや乾燥、塩害などに耐えられるコメの品種を栽培します。

新潟県内では去年、猛暑と水不足でコメの品質が大きく低下。
新潟大学では、「新大コシヒカリ」など暑さに強いコメの研究を進めていて、他国の先進研究を取り入れる狙いがあります。

【新潟大学 社会連携推進機構 藤巻義博 特任教授】
「お米というのは、ベトナムで非常に重要な産業なんで、研究も進んでいます。それを新潟県に持ってきて、今後の温暖化に対抗するようなお米を作っていきます」

研究は今後、企業や自治体とも連携して進めるということです。

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