重要文化財など日本美術史に残る幅広い年代のコレクションを集めた展示会が、5日から県立美術館で始まります。
長野市の県立美術館では4日、展示会を前にセレモニーと報道向けの内覧会が行われました。
5日から始まる展示会では、あらゆる時代の日本美術品を網羅しているといわれる京都「細見美術館」の作品104点を展示。
中でも仏教美術の貴重な重要文化財の一つ、「金銅春日神鹿御正体(こんどうかすがしんろくみしょうたい)」は、南北朝時代に作られた、貴重な名品です。
神がシカに乗って現れた様子をあらわしていて、立体的なフォルムや顔立ちが特徴だといいます。
そのほか、国内外で人気の高い絵師・伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)の独創的な絵画なども数多く展示されます。
「京都細見美術館の名品」は前期と後期で一部の作品が入れ替わる予定で、5日から11月17日まで開催されます。
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