台風10号の影響で東九州自動車道の、のり面が崩落し臼杵~津久見間が通行止めとなって1か月、現場では24時間態勢で復旧作業が進められています。

台風10号による大雨でのり面が崩落した東九州自動車道。発災から2日後には法面がさらに滑り落ち臼杵・津久見間は先月29日から全面通行止めが続いています。

(NEXCO西日本九州支社 大分高速道路事務所・立木英明所長)「法面の下2段の表面が滑り落ちたような形になっていて、その土砂が非常に不安定になっていた」

1か月が経った現在も24時間態勢で取り組まれている復旧工事。上り線には重機用の土の足場を設置して作業が進められています。これまでに土砂の撤去などが行われ、現在は鉄筋をのり面に流し込む補強作業が進められています。

(立木英明所長)「通行止めになって迂回いただいている皆様、一般道の方も渋滞しているということで、非常にご迷惑をおかけしていると思う。1日でも早く通行止めを解除できるように作業を進めたい」

復旧作業は予定通り進んでいて、通行止めの解除はおよそ1か月から1か月半近くの見込みということです。

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