千葉県野田市の総合病院が看護師の数を水増しするなどして、およそ5億7000万円の診療報酬を不正に請求していたとして、関東信越厚生局が保険医療機関としての指定を取り消すことを決めました。

保険医療機関としての指定を来年4月1日に取り消されるのは、千葉県野田市の「小張総合病院」で、関東信越厚生局によりますと、2014年からの5年間で病棟に勤務する看護師の数を実際よりも多く申告するなどして、診療報酬およそ5億7000万円を不正に請求していたということです。

小張総合病院は二次救急の指定病院として、昨年度はおよそ4700件の救急搬送を受け入れています。

千葉県によりますと、来年4月以降の体制について、別の医療法人への事業の引き継ぎが最終調整の段階にあるということです。

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