27日(金)午後3時、台風17号「チェービー」が発生しました。

この後、やや発達はするものの、発達はあまりしない予想です。
予報円の最も西側のルートを通った場合には、関東方面で雨・風などの影響が出る恐れがありますので、最新の情報に留意してください。

一方、沖縄の南の「熱帯低気圧」が、今後24時間以内に台風まで発達する見込みです。進路予想です。

2日(水)午後3時には、沖縄の先島諸島などにかなり近づく予報円になっていて、中心気圧が975hPaまで下がり、風が強まり「強い」台風になる見込みです。つまり発達しながら北上するおそれがあります。

雨と風のシミュレーションです。

9/30(月)から10/1(火)にかけての雨の予想【画像】

台風17号はあまり発達しない予想になっているためか、渦はしっかり見えません。ただ台風として北上する見込みです。また、このシミュレーションでは、
雨雲はほとんど陸地にかかりませんが、少しでも西側のルートを通った場合には、雨と風が強まりますので、沿岸地域を中心に注意は必要です。

10/2(水)から10/4(金)にかけての雨の予想【画像】

まだ、予想が固まっているわけではありませんが、沖縄や九州を中心に、台風の直接的が出るおそれがあります。備えは早めに行っておいてください。

また、このルートを通ったとしても、湿った空気を引き連れて、本州にも雨雲がかかる恐れがありますので、今後の情報には注意が必要です。

次々に発生する台風 日本列島への影響は?

この所、台風がいくつも発生しています。

【台風発生数】
(平年)
7月:3.7
8月:5.7
9月:5.0
1~9月:18.6

(ことし)
7月:2
8月:6
9月:7
1~9月:17
(※9月27日午後3時まで)

ことしは8月~9月の発生数は平年を上回っています。
さらに台風18号が「クラトーン」が発生すれば、9月としては「8」となります。
過去、1967年と1968年に発生数が「9」になったことがありますが、それに次ぐ多さになります。

日本列島に影響が出るかどうかは、その時 の気圧配置によって大きく変わりますが、例年だと沖縄は11月ごろまで。本州は10月下旬まで接近することがあります。少なくともあと一か月ほどは、台風の動きには注意が必要です。

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