自民党の新しい総裁に27日、石破茂元幹事長が選ばれました。事実上の次の総理となる石破新総裁。富山県民はどう受け止めたのでしょうか。

記者:「石破さんになりました」

町の人:「あ、そうなんですね。へ~びっくり」

町の人:「終わった、日本終わった。本当に石破?国外行くわ」

町の人:「無難な線じゃないですか、一番最初に言った復興するとかいろいろあるじゃないですか、災害を何とか先にというのは正論。税金をまともに払っている人がいっぱいいる中で、裏金問題のどういう処理をするのか期待したい」

町の人:「女性のこともいろいろ考えてほしい」

町の人:「子育て支援も大事ですし、高齢になっていく皆さんの不安を明るくしてほしい」

町の人:「出生率を上げる施策をお願いします。石破さん頑張ってください」

議員票46が189に…大逆転で総裁の座

松澤光聡記者:「東京の自民党本部前です。今まさにこちらの会場で、自民党総裁選の国会議員による投票が行われています。事実上の次の総理がまもなく決まります」

9人の候補による異例の混戦状態となった今回の自民党総裁選。国会議員票368票、党員・党友による地方票368票のあわせて736票で争われ、過半数をとった候補が新しい総裁に選ばれます。

1回目の投票で、いずれも候補も過半数を得ることができず、高市早苗氏と石破茂氏による上位2人の決選投票にもつれこみました。

そして、決選投票は、国会議員票368票と、各都道府県連47票のあわせて415票で争われ、高市氏が194票、石破氏215票で石破氏が新総裁に決定しました。

富山にたびたび来県の石破氏…

石破氏と言えば、県内選出の国会議員との関係から選挙の応援弁士などでたびたび来県しています。

地方創生担当大臣を務めていた2015年には、朝日町笹川地区で住民と車座談議。県内外からの移住促進に向けて意見を交わしました。

翌年には、チューリップテレビの単独インタビューも。

キャスター:「地方創生に取り組まなかったら富山はどうなる?」

石破茂 地方創生担当大臣(当時):「ここまま行くとやがて日本がなくなるから。地方にもう一度産業と人を呼び戻すんだと」

地方創生を熱く語っていた石破氏。鳥取県選出の初めての総理が誕生することになりました。

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