自民党の総裁選は県内の党員票も開票され、石破元幹事長がトップ高市経済安保担当大臣が2位でした。

山梨県関係の国会議員や野党の反応などをまとめました。

県内党員票の開票作業 甲府・自民党山梨県連会館

県内の党員票は27日朝、自民党県連で開票作業が行われました。

その結果投票総数は1万176票で、石破元幹事長が2702票でトップ。

高市経済安保担当大臣が2091票で2位、続いて上川陽子外務大臣、小泉進次郎元環境大臣などとなりました。

決選投票における県連の票は2人のうち上位だった石破元幹事長に投じられました。
投票率は67.28%でした。

一方、県関係の国会議員の1回目の投票先です。

森屋宏県連会長は林芳正官房長官、
中谷真一衆院議員と永井学参院議員が茂木敏充幹事長。
堀内詔子衆院議員が上川陽子外務大臣。
赤池誠章参院議員が高市経済安保担当大臣でした。

また決選投票では石破元幹事長に堀内衆院議員、
高市経済安保担当大臣に、赤池参院議員が投票。

森屋県連会長、中谷衆院議員、永井参院議員は投票先を明らかにしていません。

森屋県連会長は「経験豊富な候補が出て充実した内容のある総裁選挙だった。石破新総裁は(区割り変更の候補者調整で)山梨にも縁があるので活躍に期待したい」と話しました。

一方次の衆院選で県内に候補者を擁立する野党の反応です。

立憲民主党県連の小沢雅仁代表は「裏金事件についての決着と社会保障の財源確保、能登半島支援の補正予算案の成立などを求めていきたい」

共産党県委員会の花田仁委員長は「裏金事件の真相解明などの問題に反省のかけらもない。過去の自民党政権の行き詰まりの道を繰り返すだけだ」とコメントしています。

なお、自民党籍を持つ長崎知事は「地方創生や人口減少対策などに全力で取り組まれるとのことであり、大いに期待するとともに引き続き県政の推進に強力にご支援いただきたい」とコメントしました。

石破新総裁は10月1日の国会で総理大臣に選出されますが、裏金事件を受けて逆風にさらされる自民党のかじ取りとともに衆議院の解散をいつ決断するのかも問われることになります。

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