交通事故で亡くなった人の遺品や家族のメッセージを通して、交通安全を訴える展示会が甲府市で行われています。

三浦正則キャスター:
「こちらの展示会、人型のパネルの下には靴が置いてありますが、これらは実際に交通事故で亡くなった方々が履いていたものです」

これは交通事故の被害者を出さない社会を目指そうと、山梨県と自動車事故対策機構が開催しています。

会場には交通事故の被害者10人の等身大パネルに、写真や遺族のメッセージ、また遺品である靴といった、生きた証が展示されています。

訪れた人は:
「心が痛くなる、かわいそうでね」
「安全運転で、お酒飲んだら運転しない。(ドライバーに)そういうことを思うね」

自動車事故対策機構 笠井雄介支所長:
「生きたくても生きられなかった思い、遺族の声に耳を傾けていただいて、ルールを守った安全運転を実践していただきたい」

この展示会は甲府市役所で今月末まで開催されています。

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