きょうの「広島進化するマチ」は、新しい広島駅ビルについてです。きょうJR西日本と中国SC開発などは、新しい広島駅ビルの開業日と商業施設「ミナモア」に出店するテナント185店を発表しました。

JR西日本 広岡研二 広島支店長
「新しい広島駅ビルの開業日は2025年3月24日になります。中四国の玄関口に相応しい設備になるように」

JR西日本と中国SC開発は、新しい広島駅ビルの商業施設「ミナモア」に入るおよそ200店舗のうち185店舗のテナントを発表しました。地下1階から5階まではカフェや雑貨ファッションなど有名ブランドをはじめとする多種多様な店舗がならびます。6階は、日本橋の老舗洋食レストラン「たいめいけん」をはじめ31店舗がはいる飲食フロアとなっており、エキエと合わせると69店舗で中四国最大級になります。また、7階には9スクリーンで1300席以上の映画館もオープンします。広島初出店は、全体の3分の1にあたる65店舗です。

中国SC開発 竹中靖 社長
「他県では出店しているけど広島だけ出店していないという店もありました。そういう方々から是非、広島に出たいと…全国から広島の町のこれからの姿に対する期待が高い」

また、駅ビル内にオープンするホテルグランヴィア広島サウスゲートも3月24日に開業すると発表されました。オープンにあわせおよそ3000人の雇用を想定しています。中国SC開発は「広島ならではのショッピングセンター」を目指し地元客だけでなく観光客からのニーズを満たしていきたい」としています。

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それでは、今回発表されたのは大きく2点です。まず開業の日が発表されました。2025年3月24日です。大阪万博も来年4月に始まるのを前にしたタイミングでのオープン。そしてもう一つは、ほとんどの出店店舗名が発表されました。185店舗の名前が発表されています。地下1階から9階の屋上まであるのですが、下の階からお伝えします。

まず地下1階と1階ですが、地下1階にはドラッグストアが出店。1階にはファストフードやおみやげコンビニなど。むさし、リトルマーメイド、吉野家、セブンーイレブン、ココカラファイン、尾道ラーメン丸ぼしなど。

そして、2階が自由通路や路面電車が乗り入れるメインのフロアとなる。2階東側はファッションや雑貨など、ザッカマルシェとつながって合わせて54店舗が集積するコスメ雑貨ゾーンに。SHIRO、ファミリア、ユナイテッドアローズ、西側は食のエンタメフロアとなり、手土産やスイーツのお店。ウィズグリーンやカルディ、ピエールマルコリーニに、スープストックトーキョー。さらにはハイグレードなスーパーアバンセなど。

3階4階はトレンドファッションやこだわりのライフスタイルの店舗が並びます。無印良品、Bshop、スナイデル・ホーム、ムレスナティー広島、ベースヤードトーキョー、ラグタグ、フランフランなど。

5階は日常のワクワクが見つかるフロアというコンセプト。ユニクロ・ハンズといったおなじみのお店の他に、アクアリウムを扱うお店もオープン予定。6階のダイニングフロアは、ワンフロアに31店舗も集結。鼎泰豐(ディンタイフォン)やたいめいけん、月島もんじゃのもへじなども開店します。

そして7階は映画館、さらにホテルフロア入り口になります。県内の映画館で初めてドリンクバーが導入される予定です。今回の185店のほかに、残る10店舗の発表が残されていて、タイミングが整えば発表されます。

なお、広島市によりますと、広島電鉄の乗り入れは、ミナモアのオープンより数ヶ月遅れる見通しとのことです。広島市は広島電鉄と工事の工程を調整した結果としていて、路面電車の試運転にも一定期間必要であるとしています。当初は来年春の駅ビルと同時期の開業を目指していた。

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