サーモンの養殖や水産物の加工を手がける青森市が本社の「オカムラ食品工業」が上場後、初めての株主総会を開き、岡村恒一社長は主力の養殖事業の規模を拡大することに意欲を示しました。

株主総会では、岡村恒一社長たち取締役2人の再任など3つの議案が承認されました。

オカムラ食品工業にとっては、2023年9月に東京証券取引所に上場してから初めての株主総会です。

2024年の事業としては、4月にグループ会社が脇野沢村漁協に加わり、国内での海面養殖の規模が約1万5000トンになったことが報告されました。

オカムラ食品工業 岡村恒一 社長
「新たな養殖区画漁業権を脇野沢の漁協が取得した。我々も組合員になって、その区画漁業権の中で新規養殖を始める点、それから今別・三厩の養殖量の拡大、この辺が今年のテーマかなと思っています。青森を基盤にして、青森で生産した物を海外に発信する。すなわち青森から海外へというコンセプトでやっている。このシナリオ通りに動いてきているかなと思っています」

また、青森サーモンの養殖量については、2025年6月期には前の年の130%となる3500トンと見込んでいるということです。

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