青森県立中央病院と青森市民病院を統合した新病院について、26日の県議会一般質問で宮下宗一郎知事は、現時点では2030年3月頃を目処としていた開院時期を「今後精査し、改めて示したい」という考えを示しました。

県議会一般質問初日の26日は、登壇した4人の議員全員が統合新病院に関する質問をしました。

このうち、自民党会派の田中順造議員は、開院に向けた今後のスケジュールを質したところ、宮下知事は今後、スケジュールを精査して改めて示すと答えました。

青森県 宮下宗一郎知事
「現状開院時期については、基本的事項では令和12年(2030年)3月としているところですが、昨今の非常に厳しい建設業界の動向なども踏まえ、今後精査し改めて基本構想・計画の中で示していきたいと考えてございます」

県は2024年2月、有識者会議の意見を踏まえ開院目標を2030年3月ごろを目処としていましたが、宮下知事は「非常に厳しい目標」との見方を示していました。

新しい開院目標を踏まえた新しい病院の基本構想と計画は早ければ年内、遅くとも年度内に策定される方針です。

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