富山県が魚津市に整備するレクリエーション施設「新川こども施設」の落札者が大和リースグループに決まりました。県の施設では初めて民間企業が設計から維持管理までを一括しておこなうPFI手法を用いて整備されます。

新田知事「本県が目指すこどもまんなか社会のシンボルとなる施設だということです。こどもまんなか社会の実現を目指す富山県の本気度を是非、見える形で表したい」

県が魚津市の「新川文化ホール」敷地内に整備する全天候型のレクリエーション施設、「新川こども施設」。3年後の開館に向けて、新田知事と魚津市の村椿市長が共同会見を開きました。

新田知事「天候に関わらず子どもたちが思い切り遊ぶことができる屋内型の施設のニーズが非常に高いものがあります。この県民の期待に応えられる施設をしっかりと整備をしてまいります」

「新川こども施設」は、▼富山の自然をモチーフにしたダイナミックな遊具や、▼障がいの有無などに関わらず楽しめるインクルーシブな遊びの環境を提供する施設を目指しています。

整備に向けて県は、民間のノウハウを最大限に活用するため、県の施設では初めて、民間事業者が設計、建設、運営、維持管理を一括して行うPFI手法を導入しました。

25日の一般競争入札の結果、落札者が9社の企業からなる大和リースグループに決まったことが発表されました。落札価格は51億7500万円あまりで事業用地については魚津市が無償で貸与します。

魚津市・村椿市長「私ども地元、施設が所在する市としては、しっかりと協力をしてこれが計画通り実現していくように一緒に県とともに頑張っていきたいと思っております」

開館は、2027年の8月1日を予定しています。

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